や和らぎたかすトップページへ

きもの専門店
や和らぎ たかす
  • 展示会案内
  • └ 過去の展示会
  • きもの お手入れ処
  • ウェディング
  • 店主のひとりごと
  • たかすの杜
ギャラリーen
  • 企画展案内
  • └ 過去の企画展
和のセレクトショップ
杜のとなり
  • 旬のいちおし
  • カレンダー
  • etc.
  • トップページ

きもの
お手入れ処

着物からコートにお仕立て直し
温暖化で、コートは不要とか、会場で着付ける、雨の日は着物を着ない、とおっしゃる方もおいでますが、備え有れば憂いなし。まずは、あるものを生かしてリメイクしてみませんか。


◎ ローケツ染めの小紋を単衣の道中着に

柄は面白くて好みだけど着物ではあまり出番がないとのことで単衣の道中着に仕立て直しました。単衣なので嵩張らず、軽いので扱いも楽です。衿はバチ衿。衿合わせがしやすく、裾すぼまりにスッキリ着られます。他に道行衿、変わり衿などお好みで選んで頂けます。

塵よけとしても重宝する、長めの丈。ガード加工しておくと、小雨が降っても安心。着物や帯を思わぬ汚れから守るためのマストアイテムです。 生地が余れば共布で紐をつくる事もできます。今回は紺色の組紐のコート紐をつけました。紐は定番の色が何色かあり、コートの色に合わせて選びます。


◎ 紐柄の附下を道中着に

こちらのコートは、元は附下の着物で、箔しごきの地に一続きの紐柄が上前の膝あたりから胸、肩を通って後身ごろまで繋がっていました。 おはしょりや内揚げもありますから、その紐柄は随分な長さがありコートに直すには肩山で剥ぎを入れるのも仕方がないと、ご依頼のお客様にもお話ししていました。

トルソーでは背中が真っ直ぐですが、着物にお太鼓を結び、帯山がふっくらすると、より素敵な着姿になるでしょう。 肩裏は表地の焦茶に合わせて黄色地に浮線綾の有職文様を合わせました。



派手になった色無地や小紋の染替え
去年着ていた洋服が着られなくなるのと同じように、
若い時の色無地もピンクや朱系の色で派手になって
いませんか?

年齢と共に似合う色も変わっていきます。
グレー、ベージュ、ブラウン、モスグリーンなど明るめの色やシックな色に染替えすると洋服感覚で自然な着こなしができます。十人十色、800種程ある色見本の中からきっと似合う色が見つかります。着たいと思う色に染替えできるのです。

無地の着物は、帯や小物合わせで表情が変わるので着回しが利く、かしこい着物です。色や柄が好みでなく、着ない着物があれば、色を抜いて似合う色の無地に染直しして活用してみましょう。


クリーム色の紬に色を掛けて深みのある色に
なりました。※大島や紬も色掛け出来ます





羽織のリメイク
ひと昔前は、卒業式・入学式には黒の絵羽織を着たものだし、お嫁入り道具には必ず絞りの羽織があったものでした。最近は暖房が十分だということもあり、着る機会がほとんどなくなっていた羽織ですが、着物好きの間で再び見直されてきています。古いものは丈が短いものがほとんどで、そのままでは着られない場合も多いのではないでしょうか。

そこで、古い羽織を様々な形で生き返らせる方法を提案したいと思います。

    例えば丈が短く、そのままでは
着られなくなった羽織は眠っていませんか?
羽織からも図のようなリメイクが楽しめます。



黒絵羽織を二部式つけ帯とバッグに


  絵羽織の背の部分や袖の模様をお太鼓柄と前柄に配置すると素敵な帯に生まれかわります。
帯は普通4.8m程のひと続きの帯地でつくりますが、途中で継いでも締めれば見えない場所がありますので上手に裁ち合せると名古屋帯にもできます。
もちろん半巾帯にもなりますし、二部式帯のつけ帯にするのがお勧めです。
余りの生地で写真のようなバッグもできました。帯が自分で締められないという方、帯を切ることに抵抗がある方も、一度この方法で付けるのが簡単な二部式帯を試してみてはいかがでしょうか。

バッグ

二部式つけ帯




きものからつくる塵除けのコート
コートの種類、洋服ならいくつ持っていますか?
防寒用のダウン、カシミヤ、ウール、トレンチ、レインコートなどドレスコードや色合わせで
結構な数をお持ちでしょう。

では、和服用ではどうですか?
袷の道行、道中着、雨ゴート、それから…


活動的で素敵な女性は車の運転をするし、
旅行にもいきます。
どこかにお出掛けするために着物も着ます。

「 車で移動するから… 」
「 暑いから上着は着ないの、要らないの!」

とのお声もよく聞きますが、
外出先から帰ってきて思わぬ汚れにびっくりする事は
ありませんか?乗り物や椅子に座った時、建物や車に触れた時、気付かないうちに汚れる事があるのです。
〝 塵除け 〟という羽織ものの名称があるのも
頷けますね。
大切な着物や帯を塵や汚れから守るためにも丈が長めのコートがあれば安心してお出掛けできます。着物をコートにお仕立て直しする事もできますよ。小紋や無地、紬や大島など素材は選びません。
防水、撥水加工をしてつい丈にすれば、雨ゴートと兼用に。裏地を付けずに、単衣仕立てにするとお召しになる時期も長く軽快に着られます。

箪笥の中に眠っている着物に
新しい風を通してあげましょう。



きものからつくる仕事袴と上衣
「 お茶会の時など着物を着てから畳のお掃除や雑事をしないといけない事があり、着物を汚したくないのでモンペのようなものはないかしら… 」


茶道をされている方からよくこんなご相談を受けます。
そこで、着ていない薄手の紬の着物を黒に染めて、仕事袴を作ってみました。やわらかものの裾もふわりと包んでくれて、とても良い仕立て上がりになりました。

残布で短めの上衣もつくりました。
袖はたもとが納まり邪魔にならないようにしてあります。衿も細めですっきり!
袋帯を締めた上からでも着用できます。



綿入れ半纏


季節はめぐり寒い冬はやってきます。
この時期に見直したいのがきもの地でつくる
真綿入りの半纏。

背中が暖かく、袖なしだと手が自由になるので家事をするにも邪魔にならず、具合が良いです。
この袖なし半纏は着尺から羽織を作った残り布を使った丈の短いものです。着物や部屋着の上に羽織れるので重宝しています。

絞りの麻の葉模様の半纏は、もとは道中着でした。実家の母が「着る事がないので」と洗張りして置いてあったのを思い出し、仕立て直してみました。綺麗に出来たので一度は貰ったものですが、形を変えてプレゼントしました。軽くて暖かいと喜んでくれました。

和製ダウンベストとダウンジャケット。家の中でくつろぐのに最適だと思います。



目次へ

ページのトップへ

や和らぎ たかす > お問い合わせ
〒760-0043 香川県高松市今新町1-4 高須ビル1・2F > アクセス
tel 087-821-6341 open 10:00-18:00 > 営業カレンダー

copyright (C) YAWARAGI TAKASU all rights reserved.